福島県立白河高等学校

「質実剛健」の気風と「文武両道」の精神のもと、県南地区の進学指導重点校として、普通科と…

福島県立白河高等学校

「質実剛健」の気風と「文武両道」の精神のもと、県南地区の進学指導重点校として、普通科と理数科を併置する高校

最近の記事

登龍健児の旅立ち~卒業証書授与式~

令和6年3月1日、快晴。 東風がやや強い午前8時の白河高校でした。 この日、10時から、本校大体育館で 卒業証書授与式が挙行されました。 在校生代表送辞に対し 卒業生を代表して答辞を述べた生徒は、 コロナ禍に翻弄された日々であったこと、 それでも懸命に目標に向かって努力した日々であったこと、 修学旅行で友人たちとカップラーメンを食べたという何気ないことが、 かけがえのない思い出となったこと、 3年生では、学校行事すべてに「最後の」という冠詞がついたことで、 卒業が近づいて

    • あのNECと、生徒がコラボ

      令和6年2月22日(木)、 本校の会議室を会場に、 オンラインでつながったNEC社員のみなさまと本校生徒が、 SDGsが目指す「誰一人取り残さない」未来の創造をテーマに、 日頃の探究活動のブラッシュアップを図る対話(意見交換)を行いました。 題して、 NEC Future Creation プログラム 本校から参加した生徒は9名。 5班に分かれて、各班とNEC社員の方々がオンラインで対話しました。 いずれも「震災復興しらかわゼミ」に所属し、 震災からの復興に向けて何

      • 夢野久作ですか!? 恐れ入りました!

        11月9日(木)、本校で校内ビブリオバトルが行われました。 今年で4回目です。 3名のバトラーが、それぞれの「推し」本を 身振り手振りを交えて熱弁。 50名以上の聴衆で埋まった放課後の図書館は、 質疑応答、投票、結果発表と、 プログラムが進むにつれて熱気を増し、 チャンプ本が発表されたときは拍手喝采で沸き立ちました。 各学年から1名ずつ出場したバトラーのうち、 なんと夢野久作「死後の恋」を紹介した生徒がいたのには魂消ました。 しかもその生徒は1年生。 チャンプ本にはならなか

        • 雑談は発想の母 ~POP UP EMANON in 白河高校~

          何かをしたい。 何かを考えたい。 しかし、どうやればよいか分からない。 そんな生徒のモヤモヤを少しでも解決しようと、 白河市内のカフェ「EMANON」のスタッフ(大学生)が、 毎週火曜日の放課後に白河高校に支援スタッフとして常駐してくれることになりました。 「EMANON」とは、 一般社団法人 未来の準備室 が運営するカフェです。 市内の店舗で、放課後や休日、多くの高校生がお茶やケーキとともに勉強や探究をしています。 もちろん、一般の方々も、コーヒーなどのメニューを楽し

        登龍健児の旅立ち~卒業証書授与式~

          本校OBとカリコ博士との交流

          2023年、カリコ博士がノーベル生理学・医学賞を受賞することになりました。 実は2021年、本校OBの吉成河法吏(よしなり かおる)氏が、カリコ博士の評伝を著していました。 吉成氏がカリコ博士と長年にわたる親交があったからこそ! の本書です。 題して、『評伝 カタリン・カリコ その激動の人生と軌跡』(医薬経済社)です。 米国の製薬会社大手2社のものを始め、世界中で接種され、人々の命を救った新型コロナワクチン。 カリコ博士らが開発したmRNA技術なしには、コロナ禍にあっ

          本校OBとカリコ博士との交流

          君たちはどう語るか

          8月7日 東日本大震災伝承館 研修 8月9日 福島第一原子力発電所 見学 令和5年の夏休み、本校の「しらかわゼミ」に所属するなどして、日頃から復興をテーマに探究活動に励む有志の生徒が、双葉町にある伝承館と、大熊町にある福島第一原発を見学しました。 伝承館で簡単な講習を受けた後、「巡検」に出発です。 バスの車窓からは、住宅敷地内に生い茂る雑草、1階部分が押しつぶされた民家、斜めに傾いた電柱などが・・・ 請戸小学校に、子どもたちの朗らかな声や愛らしい笑顔は、今はありません。

          君たちはどう語るか

          放射線を学ぶ→ふくしまを考える→自分を見つめ直す

          令和5年8月1日(火)、白河高校会議室で、有志生徒を対象にした放射線セミナーが開催されました。 総合的な探究の時間などで放射線をテーマに学習している生徒や、震災・復興に関心がある生徒が参加し、(公財)原子力安全研究協会の方から講義を受け、その後、グループワークを行いました。 学ぶことは考えることであり、考えている自分は何者であり、何が出来るかかを見つめ直すことである。 参加した生徒ぞれぞれが、震災、原発事故、放射線による被害、風評、復興について考え、意見を共有し、これからの在

          放射線を学ぶ→ふくしまを考える→自分を見つめ直す

          記録、いや、記憶に残る一瞬

          7月19日(水)、20日(木)の2日間にわたり、校内スポーツ大会が行われました。 日頃は進路実現を目指して勉学にいそしむ生徒たちですが、ここぞとばかりに体を目いっぱい動かして各競技で力量を発揮する姿は、クラスの団結力を示すに余りあるものでした。 笑顔あり、涙あり、生徒たちにとっては、勝ち負けにかかわらず、高校生活の記憶として脳裏に刻まれた2日間だったと思います。 競技終了まで降雨を思いとどまってくれた雨雲にも感謝ですが、この企画を準備・運営してくれた生徒会役員には心から感謝し

          記録、いや、記憶に残る一瞬

          理数科生徒が東大見学

          白河高校理数科生徒による東京大学見学が、1年生は5月13日(土)に、2年生は6月10日(土)に、それぞれ実施されました。 1年生は本郷キャンパスを、2年生は駒場キャンパスを見学し、とくに2年生の見学会では本校OBの現役東大生が出迎えてくれるなど、実り多い研修になりました。

          理数科生徒が東大見学

          68年目の慰霊

           白河高校山岳部には、忘れられない歴史があります。  「白河高校生が甲子山で遭難」  1955(昭和30)年5月29日、山岳部一行16名のうち6名が甲子山中で遭難し、不帰の客となりました。  この出来事は県内外の関係者に衝撃を与えたことはいうまでもなく、6月2日に県や白河市からの絶大な協力のもと盛大かつ厳粛に学校葬が行われました。  また、約2ヶ月後には「あゝ遭難の白高生」が古関裕而氏の作曲、増田幸治氏の作詞によって捧げられ、「嵐に凍え 母を呼び」の一節は遺族のみならず広く同

          白河高校の伝統行事

           二つの伝統行事について、紹介します。 「伝統」と言われるようになるには、その行事がどれくらいの長期にわたって行われているべきなのか、判断に悩むこともあります。  本校でも、「伝統行事」と言われる行事はいくつもありますが、今回は  ① 創立記念マラソン  ② プール開き を紹介します。 ① 創立記念マラソン  この行事は、本校創立30周年記念誌に掲載された文章によれば・・・  ・ 1924(大正13)年に本校で、金栗四三氏の講演会が行われた  ・ この講演に感銘を受けた当時

          白河高校の伝統行事

          連携協力に関する覚書を締結!

          5月10日(水)、国際医療福祉大学において、同大学との覚書を締結しました。 本校は今年度(令和5年度)より、県の「県立高等学校普通科における特色あるコース制」導入校に指定され、保健・医療コース実践校として学習活動を行います。 その一環として、本校が独自に、「国際医療福祉大学と白河高等学校の連携協力に関する覚書」を締結しました。 保健・医療の道に進みたいと考える生徒たちのための教育活動が、いよいよスタートします!

          連携協力に関する覚書を締結!

          令和5年度がスタート!

          昨年、創立100周年を迎えた本校。 今年度も、質実剛健・文武両道を実践します! 令和5年度の学校経営・運営ビジョンを掲載いたします。

          令和5年度がスタート!