福島県立白河高等学校

「質実剛健」の気風と「文武両道」の精神のもと、県南地区の進学指導重点校として、普通科と理数科を併置する高校

福島県立白河高等学校

「質実剛健」の気風と「文武両道」の精神のもと、県南地区の進学指導重点校として、普通科と理数科を併置する高校

記事一覧

夢野久作ですか!? 恐れ入りました!

雑談は発想の母 ~POP UP EMANON in 白河高校~

本校OBとカリコ博士との交流

君たちはどう語るか

放射線を学ぶ→ふくしまを考える→自分を見つめ直す

記録、いや、記憶に残る一瞬

夢野久作ですか!? 恐れ入りました!

11月9日(木)、本校で校内ビブリオバトルが行われました。 今年で4回目です。 3名のバトラーが、それぞれの「推し」本を 身振り手振りを交えて熱弁。 50名以上の聴衆で埋まった放課後の図書館は、 質疑応答、投票、結果発表と、 プログラムが進むにつれて熱気を増し、 チャンプ本が発表されたときは拍手喝采で沸き立ちました。 各学年から1名ずつ出場したバトラーのうち、 なんと夢野久作「死後の恋」を紹介した生徒がいたのには魂消ました。 しかもその生徒は1年生。 チャンプ本にはならなか

雑談は発想の母 ~POP UP EMANON in 白河高校~

何かをしたい。 何かを考えたい。 しかし、どうやればよいか分からない。 そんな生徒のモヤモヤを少しでも解決しようと、 白河市内のカフェ「EMANON」のスタッフ(大学生)が、 毎週火曜日の放課後に白河高校に支援スタッフとして常駐してくれることになりました。 「EMANON」とは、 一般社団法人 未来の準備室 が運営するカフェです。 市内の店舗で、放課後や休日、多くの高校生がお茶やケーキとともに勉強や探究をしています。 もちろん、一般の方々も、コーヒーなどのメニューを楽し

本校OBとカリコ博士との交流

2023年、カリコ博士がノーベル生理学・医学賞を受賞することになりました。 実は2021年、本校OBの吉成河法吏(よしなり かおる)氏が、カリコ博士の評伝を著していました。 吉成氏がカリコ博士と長年にわたる親交があったからこそ! の本書です。 題して、『評伝 カタリン・カリコ その激動の人生と軌跡』(医薬経済社)です。 米国の製薬会社大手2社のものを始め、世界中で接種され、人々の命を救った新型コロナワクチン。 カリコ博士らが開発したmRNA技術なしには、コロナ禍にあっ

君たちはどう語るか

8月7日 東日本大震災伝承館 研修 8月9日 福島第一原子力発電所 見学 令和5年の夏休み、本校の「しらかわゼミ」に所属するなどして、日頃から復興をテーマに探究活動に励む有志の生徒が、双葉町にある伝承館と、大熊町にある福島第一原発を見学しました。 伝承館で簡単な講習を受けた後、「巡検」に出発です。 バスの車窓からは、住宅敷地内に生い茂る雑草、1階部分が押しつぶされた民家、斜めに傾いた電柱などが・・・ 請戸小学校に、子どもたちの朗らかな声や愛らしい笑顔は、今はありません。

放射線を学ぶ→ふくしまを考える→自分を見つめ直す

令和5年8月1日(火)、白河高校会議室で、有志生徒を対象にした放射線セミナーが開催されました。 総合的な探究の時間などで放射線をテーマに学習している生徒や、震災・復興に関心がある生徒が参加し、(公財)原子力安全研究協会の方から講義を受け、その後、グループワークを行いました。 学ぶことは考えることであり、考えている自分は何者であり、何が出来るかかを見つめ直すことである。 参加した生徒ぞれぞれが、震災、原発事故、放射線による被害、風評、復興について考え、意見を共有し、これからの在

記録、いや、記憶に残る一瞬

7月19日(水)、20日(木)の2日間にわたり、校内スポーツ大会が行われました。 日頃は進路実現を目指して勉学にいそしむ生徒たちですが、ここぞとばかりに体を目いっぱい動かして各競技で力量を発揮する姿は、クラスの団結力を示すに余りあるものでした。 笑顔あり、涙あり、生徒たちにとっては、勝ち負けにかかわらず、高校生活の記憶として脳裏に刻まれた2日間だったと思います。 競技終了まで降雨を思いとどまってくれた雨雲にも感謝ですが、この企画を準備・運営してくれた生徒会役員には心から感謝し