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(教職員研修)AED講習会

「白河高校は走る行事が多い学校です」とは、
中学生体験入学で生徒会長が
中学生たちに白河高校を紹介した言葉の1つですが、
白河高校には2つの「走る」行事があります。
 
1つは春の創立記念マラソン大会。
本校が創立した翌々年の1924(大正13)年に、
金栗四三氏が本校で講演会を行ったことがきっかけで、
同年から開催されている伝統行事です。
現在は男子8キロ、女子5キロの市内のコースを走ります。
 
もう1つが今年75回目を迎える郡内一周HR対抗駅伝競走大会です。
現在ではややコースが短くなりましたが、
白河高校をスタート・ゴールとし、
白河市、旧表郷村、旧東村、泉崎村、中島村、矢吹町、旧大信村、西郷村の
60.3kmを13区間に分けてクラスごとに襷をつなぎます。

全校生が選手としてだけでなく、
中継所の係や走路指示員などの補助役員としてもかかわり、
PTA・同窓会・後援会をはじめ、白河警察署や警備会社、
中継所や休憩スペースを貸してくださる
地域の方々の御協力の上に成り立つ、白河高校最大の行事の1つです。

今年は、10月31日(木)に開催される予定です。
白河高校ホームページ(https://shirakawa-h.fcs.ed.jp/)の情報も
ぜひご覧ください。
 
駅伝大会の安全な開催に向けて、
教職員研修としてAED講習会を実施しました。

白河消防署のみなさんに講師をお願いしました。
白高OBの方もいらっしゃいました。


まずは消防署の方たちによる心肺蘇生法とAEDの使用法のお手本です。
グループに分かれて指導を受けながら、
心肺蘇生法とAEDの使い方の練習です。
○○先生は119番通報を、△△先生はAEDを持ってきてください。
AED使用と胸骨圧迫を、役割を交代しながら練習します。
1分間に約100回。たいへんです…。

講習会では、
「体育活動時等における事故対応テキスト~ASUKAモデル~」
を教えていただきました。

平成23年9月、さいたま市立小学校6年生の女子児童が、
駅伝の課外練習中に倒れ救急搬送された後、
翌30日に死亡するという大変悲しい事故が起きました。
「ASUKAモデル」は、この事故の検証をもとに、
さいたま市教育委員会が作成した教員研修のテキストだそうです。

講習会終了後、
さっそくダウンロードして校内ネットワークで共有しました。

駅伝大会が何事もなく開催できることを祈りながら、
万が一の場合にも備えておきたいと思います。

(参考)

・さいたま市webページ
   ASUKAモデル  
   ( https://www.city.saitama.lg.jp/003/002/013/index.html

・公益財団法人日本AED財団webページ
   ASUKA モデルは、チームの想いです。  
   ( https://aed-zaidan.jp/project/asuka-model.html