白河厚生総合病院と白河高等学校との連携協力に関する調印式
令和6年11月18日(月)、
白河厚生総合病院と白河高等学校との
連携協力に関する調印式が行われました。
連携協力の目的は、相互に連携教育をし、
白河高校における保健・医療コースの
教育内容の充実と生徒の資質能力の向上を図ることで、
将来、医療人として県南地域を中心とした地域医療に貢献する
人材育成を図るためです。
病院側の代表として
大木進司病院長、鈴木文子看護部長、鈴木伸英事務次長
に来校していただき、
高校側からは
増子文隆校長をはじめ、教頭、事務長、教務主任、進路指導主事、
下重伶太生徒会長が出席しました。
開会の後は、学校と病院側から
それぞれ連携協力の意義や
発展性を期待するあいさつがありました。
増子校長
「学校内だけでなく地域と共に学び、主体性をもって将来を見つめるため、
地域の人と協力しながら学びを深化せることが重要。
厚生病院との連携は生徒の力になる。」
大木院長
「医療の需要が増えているが働き手は減っている。
医療と教育は一つの柱。医療はやりがいのある仕事。
リアルに肌で感じてためになるプログラムにしていきたい。」
下重生徒会長
「プロの方々の力添えを受け、
特に医療コースで学ぶ生徒たちの意欲が増し、
人材育成につながる。地域の医療に貢献できるよう精進したい。」
関係者の紹介を行った後、
連携協定書の調印を増子校長と大木院長が行い、
連携協定書に署名・捺印をしました。
閉会では鈴木看護部長から
「少子高齢化、感染症対策など
医療の世界では喫緊の課題がたくさんある。
高校生という早い段階から連携を深めることで
知識や技術だけでなく、患者によりそう心や使命感を育てていきたい。」
とあいさつを頂きました。
この連携協定を踏まえて、医学部だけでなく
医療全体に興味を持つ生徒に対して出前授業を行ったり
病院での実習体験等を行ったりする予定です。